SDXLとIllustriousの使い方
SDXLはStability AIの画像生成モデルです。Illustrious XLを基にした派生モデルの一群はSDXL系で、元のSDXLとは得意な絵柄やプロンプトへの反応が異なります。AI裏では、使い慣れたIllustrious系チェックポイントやLoRAを残しながら、新しいモデルも試す人がいます。モデルの優劣を一つに決めるより、作りたい絵と手元の追加モデルに合わせて選ぶと進めやすくなります。
チェックポイントを固定して絵柄を比べる
新しいモデルを試したとき、欲しい絵柄や手持ちのLoRAが再現できないことがあります。元の環境を消さず、同じ題材・画像サイズ・シードで一枚ずつ比べると、チェックポイントを替えた影響が見えます。絵柄だけを比べたい間は、LoRAやポーズ制御を同時に替えない方が原因を追いやすくなります。
Illustrious系で気に入った組み合わせがあるなら、チェックポイントとLoRAの版、強さ、プロンプトを一緒に記録します。別のモデルへ乗り換える前に、同じLoRAがそのモデルに対応しているか配布元で確かめてください。
最初に選ぶもの
| 選択 | 向いている始め方 |
|---|---|
| SDXL 1.0のbase | 公式の基本構成を覚える。refinerは後から試せる。 |
| Illustrious系のチェックポイント | そのモデル向けの絵柄・キャラクターLoRAを使いたいとき。配布元の説明と利用条件を確認する。 |
SDXLの公式baseは約1024×1024画素から試せます。ComfyUIのSDXLサンプルでは、同程度の画素数で縦長・横長にする例や、必要に応じてrefinerを追加する例が公開されています。Stability AIはSDXLをbaseとrefinerの組み合わせとして説明しつつ、base単独でも使用できるとしています。(SDXLの公式モデルカード)
絵柄・手・ポーズを直す
- LoRAは対応系統を確かめて一つずつ足す。 Illustrious系の絵柄LoRAを二つ、各0.5程度の強さで組み合わせる試し方があります。この値は再現の出発点であり、万能な推奨値ではありません。まずLoRAなしの画像を保存し、一つ目、二つ目の順に加えて絵柄や細部の変化を比べます。
- 構図と手は別々に直す。 望む構図は出ても手が崩れる場合、手だけを塗り直すインペイントを先に試せます。ポーズの指定が必要ならOpenPose系の制御も候補です。参照用3Dモデルの見た目まで結果に引っ張られることもあるため、参照素材を替えて比較してください。制御用モデルは選んだチェックポイントに対応するものを確かめます。
うまくいかないとき
- モデルが一覧に出ない:ファイルを所定の
models/checkpoints/などに入れたか、ワークフローが参照するファイル名と一致するか確認します。 - LoRAを入れても絵柄が合わない:LoRAの対応するベースモデルを確かめ、まずLoRAを外した結果と比較します。
- ポーズや手が崩れる:プロンプトだけを長くする前に、インペイントで局所修正するか、対応するポーズ制御を試します。一度に複数の条件を変えず、元画像と設定を残して比較します。
設定を試した結果やつまずいた箇所は、AI裏のローカルAIの話題でも共有できます。使ったチェックポイントの名前、ワークフロー、画像サイズ、seed、追加したLoRAとその強さを書いておくと、再現と相談がしやすくなります。